法人営業の新規開拓、意外な方法とは

以前の記事で、集客にはやはりネットが有効というお話をしました。しかしながら、ネット集客は、成果が出るまでに時間がかかります。これが問題です。とくに起業したてのころは仕事がありませんから、焦ります。ひすらコンテンツを上げて、検索上位になるのを待って、問い合わせを待つ。有効とはいえ、「待ち」なんですよ。ネットはどうしたって、待ちのマーケティングです。そこをどうにかしたい。今回は、「攻め」のマーケティングについて、秘策をお伝えします。

意外な方法とは

それは、郵便DM(ダイレクトメール)です。ネットの時代ですが、あえて郵便です。この強力な攻め(プッシュ型)のマーケティングと、ウェブサイトのような待ち(プル型)のマーケティングを、うまく組み合わせることが重要です。ウェブサイトで広く網をかけつつ、最も届けたい相手にピンポイントで仕掛けることができます。

なぜいまさら郵便なのか

コロナ禍、リモートワークもそろそろ定着してきたタイミングで、なぜいまさら郵便なのか。いやいや違います。コロナ禍、リモートワークだから郵便なのです。誰もやりそうもないことをやるから、目立つのです。目立たなければ、顧客の目にとまりません。他社に埋もれてしまっては、選んでもらえないのです。

つまり高い開封率です。確かに、リモートワークで出社の頻度は少なくなっているかもしれません。しかしながら、全く出社しないかと言えば、そうではありませんよね。週1とか、隔週とか、少なくとも1ヶ月に1回は出社するでしょう。そのとき、普段届かない郵便が自分宛てに届いていれば、かなりの確率で中身を見ませんか?毎日山のように目にする広告メールとか広告ページより、圧倒的に目立ちます。

郵便のもう1つの強みは、個人を特定してアプローチできることです。ターゲット企業の、最もニーズのありそうな部署の、決済権がありそうな人物へ、直接情報を届けることができます。ターゲットが絞り込まれていればいるほど、届ける情報も適切なものにできます。送る側にとっても、送られる側にとっても、無駄がありません。

郵便DMを成功させるには

わたしは創業当初から郵便DMを重視してきました。これまでに、大手企業との取引が50〜60社ありますが、半分程度がこの郵便DMがきっかけになっています。ここではお伝えしきれませんが、様々なノウハウがあります。宛先リストの作り方、DMの内容、書き方、レイアウト、封筒のサイズ、紙の種類に至るまで、様々です。重要なのは、一見してDMに見えないようにすることです。笑

また、ウェブサイトとどのように連携するかも重要です。DMの内容と、ウェブサイトの情報が、うまく連携している必要があります。DMの内容を見て、興味を持ってもらい、ウェブサイトを見に来る、そして、それが問い合わせにつながるように設計します。その効果をモニターできるように、Googleアナリティクスを駆使することも必要です。こう考えると、やっぱり自社サイトは自分でつくれた方がいいですね。大丈夫です、営業マンを雇うよりは遥かにラクですよ。

このあたりのノウハウに関心がある方は、ぜひコメントで教えて下さい。


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