ミドル世代起業の節税対策【その1】

以前の記事で「節税はするな」という記事を書きましたが、すみません、ミドル世代の起業なら、これはやっておいた方が良さそうな節税がありますので、シェアさせて下さい。少し不親切な税理士さんだと指摘してくれませんので、ご注意を。(そこは指摘してよと思いますが、実際そうでした・・)

ミドル世代起業の節税対策

それは、簡易課税の適用です。簡易課税とは、簡単に言うと収める消費税額の計算方法です。課税売上高が5000万円以下の事業者という制限がありますが、簡易課税の届け出をすると、「みなし仕入率」を使って、収める消費税額を少なくできる可能性があります。簡易課税について、詳しい計算方法や適用条件につては、例えばfreeeのサイトがわかりやすいです。

なぜメリット大なのか

ミドル世代の起業では、これまでにも何度もお伝えしてますように、いかにコストをかけず「継続」させるかがカギです。そうなると必然的に、ソフトウェアとかコンサルとか、ほとんど仕入れが必要のないビジネスモデルになってくるでしょう。そうなると、みなし仕入率で税額を計算できるメリットは大きくなります。(低リスク経営なので、売上も5000万円を超えることは少ないと思います)

丸投げはキケン

冒頭でも書きましたが、こういった制度は税理士さんに指摘して欲しいところ。でも実際は、税理士さんの質の問題なのか、小規模事業者なので軽視されているのか、理由は分かりませんが、放置されることがあります。経営者にしてみれば、この届出をするかしないかで、年間数十万円、5年10年なら、数百万円の差が出てきます。

会計処理はできれば丸投げしたいところですが、ミドル世代起業の規模なら、クラウド会計の活用など自分でできることは自分でやって、こういったことにも気付けるようにしたいものですね。ご意見をお待ちしております。


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