資金繰りが苦しいときの奥の手とは

起業すれば、恐らくかなりの確率で、資金繰りに困ることがでてきます。これからはとくにです。なにしろ、これだけ不透明な世の中ですから。だから、大きな初期投資は控え、在庫を持たず、極力固定費を抑えた経営を目指すべきなのですが(以前の記事)、それでも困るときがきます。でも、ミドル世代のあなたは、銀行からの融資は抵抗がありませんか? もちろん融資は絶対にダメだというわけではありませんが、今回は、資金繰りが厳しいときの奥の手について、お話したいと思います。

資金繰りが苦しいときの奥の手とは

それは、コンサルです。問題解決をコンサルにお願いする、ということではありません。あなたがコンサルをして、一定額を稼ぐという意味です。ではどのくらい稼げばよいでしょうか。例えば銀行で運転資金を借りる場合、相場は375万円程度だそうです(引用)。つまり、ざっくり300〜400万円をコンサルで稼げば、銀行のお世話にならずに済むわけです。

銀行融資の決定的にダメな点

コンサルで稼げるなら苦労しないよ、と思うかもしれません。ですが、融資を受けるのも、そんなにラクじゃありませんよ。業績によっては、保証協会を通さないと貸してもらえません。

保証協会を通すには、自治体の審査を受けないといけないとか。そのために、いろんな資料や証明書を用意しないといけないとか。審査を受けるのも、証明書を取るのも、オンラインで簡単に、とはいきません。保証協会が通ったとしても、また銀行との面倒な手続きがあります。実際のところ、動き初めてから入金まで、2ヶ月くらいかかるのではないでしょうか。

しかも、当たり前なんですが、借りたお金は返さないといけない。これ、コンサルで得たお金とは、決定的に違います。重ねて言います、返さないといけないんです。当たり前ですが。

あくまで資金調達のひとつ

どんな業種でも、誰かが何かに困っています。課題を持っています。この課題を解決するために助言するのがコンサルです。コンサルスキルを磨いてください。どんな業種であっても、必ず需要があります。そしてその種まきを怠らないでください。スキルを磨き、種をまいておけば、困ったときに必ず助けになります。

ただ、コンサルを本業にするのはあまりオススメしません。もちろん人によりますが、コンサルを本業にしても満たされることが無いからです。コンサルはあくまで助言。主役になることはありません。どれだけ素晴らしい助言をしても、後に何も残りません。起業を目指すようなあなたが、それで満たされますか?

ところで融資に代わる金額をコンサルで稼ぐ方法ですが、集客(法人)、提案書、フレームワーク、などがポイントです。詳細はまた別の機会に。


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